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Google ChatとMicrosoft Teamsの外部相互運用とは?NextPlane OpenHubで何ができるかと管理者の確認項目

Google ChatとMicrosoft Teamsの外部相互運用とは?NextPlane OpenHubで何ができるかと管理者の確認項目

Google Workspaceを使っている会社でも、取引先、代理店、パートナー、グループ会社はMicrosoft Teamsを使っていることがあります。このとき現場は、メールへ戻る、会議だけ別ツールで開く、外部専用のチャットを別に作る、といった回避策でしのぎがちです。

しかし実務では、やり取りする相手が多いほど、どの会話がどこにあるか分からない、添付の最新版が追えない、外部参加ルールが曖昧になる、という問題が起きます。単なる「ChatとTeamsの比較」ではなく、別基盤の相手とどう安全に協業するかが論点です。

結論から言うと、Google ChatとMicrosoft Teamsの外部相互運用は可能です。2026年5月28日に Google Workspace Updates で案内された NextPlane OpenHub により、Google Chat と外部 Microsoft Teams テナント間で、1対1チャット、グループチャット、Spaces と Channels、ファイル共有、会議や通話の起動まで扱えます。ただし、導入判断では「つながるか」よりも、両側の管理者同意、別ライセンス、共有ポリシー、監査責任をどう整理するかを先に見る必要があります。

左のGoogle Chat組織、中央の相互運用レイヤー、右のMicrosoft Teams組織を、管理者同意、チャット共有、ファイル共有、監査の4要素でつないだ図
外部相互運用は、単に会話をつなぐ話ではなく、両側の管理者同意、共有ポリシー、監査を保ったまま協業できるかで判断すると整理しやすくなります。

本記事のポイント

  1. Google ChatとMicrosoft Teamsの外部相互運用は、別基盤の相手と同じチャット基盤へ寄せずに協業したい企業で有効です。
  2. NextPlane OpenHubでは、1対1チャット、グループチャット、SpacesとChannels、ファイル共有、会議や通話の起動までが対象ですが、両側の管理者同意と別ライセンスが必要です。
  3. 導入判断では、機能の多さよりも、外部参加ルール、DriveやTeams側の共有ポリシー、監査、運用責任の境界を先に決める方が失敗しにくくなります.

この記事で扱うテーマ

関連キーワード

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このページで答える質問

  • Google ChatとMicrosoft Teamsは外部相互運用できますか?
  • NextPlane OpenHubで何ができて、何を管理者が確認すべきですか?
  • Google ChatとTeamsの外部連携はどんな会社に向いていますか?
  • 外部相互運用を入れる前に、権限や監査はどう整理すべきですか?

Google ChatとTeamsの外部相互運用とは何か

2026年5月28日公開の Google Workspace Updates では、NextPlane OpenHub を使った Google Chat と Microsoft Teams の外部相互運用が案内されました。ここで言う相互運用は、単に通知を転送することではありません。異なる組織、異なるコラボレーション基盤の間で、会話や共有を継続できる状態を指します。

Google の告知では、対象として presence、1対1チャット、グループチャット、Channels と Spaces、ファイル共有、会議と通話の起動が挙げられています。つまり、別ツールの相手と話すたびにメールへ戻したり、会議だけ別導線にしたりする必要を減らす方向の機能です。

このテーマは Google Chat・Slack・Teamsの違い と似て見えますが、論点は別です。比較記事が「どれを主軸にするか」を扱うのに対して、本記事は「主軸が違う相手とどう協業するか」を扱います。

論点単なる比較外部相互運用
主な問い自社はどのチャット基盤を選ぶべきか別基盤の外部組織とどう協業するか
対象社内中心顧客、代理店、仕入先、グループ会社
見るべき項目連携、会議、通知、文化管理者同意、権限、監査、ライセンス、外部共有
失敗しやすい点ツール選定のミスマッチ責任境界の曖昧さ、共有ポリシーの不一致

NextPlane OpenHubで何ができるか

Google Workspace Updates の説明では、OpenHub は Google Chat ユーザーを外部 Microsoft Teams テナントのユーザーと直接つなぎ、クロスプラットフォームの協業をしやすくする仕組みとして案内されています。Google Workspace 環境 1 つから、複数の外部 Teams テナントへつなげられる点も特徴です。

業務イメージとしては、Google Chat を使う営業チームが、Teams を使う販売代理店や顧客窓口と、そのまま 1 対 1 やグループでやり取りし、必要に応じて会議や通話へ移り、ファイル共有まで続ける形です。外部とのやり取りが増えるほど、毎回「どのツールに寄せるか」を人力で調整しなくてよい価値が出ます。

  • Google Chat と Teams 間の 1 対 1 チャット
  • 複数人のグループチャット
  • Channels と Spaces をまたぐ会話
  • ファイル共有
  • 会議や通話の起動
  • 1 つの Workspace 環境から複数 Teams テナントへの接続

NextPlane 側の公開情報でも、ネイティブなクライアント体験、単一テナント構成、顧客管理の ID、GCP 上での顧客管理デプロイ選択肢などが強みとして示されています。ここが重要なのは、外部協業の話がそのままセキュリティレビューの話でもあるからです。

管理者が最初に確認すべき項目

この機能は、現場が勝手にオンにして使い始める種類のものではありません。Google の告知では、接続の両側で管理者同意が必要であり、Workspace 管理者と Teams 管理者がそれぞれ OpenHub を enterprise application として登録してから使う前提です。しかも管理は OpenHub 専用の別コンソールではなく、既存の Google Admin console と Microsoft Teams admin center で行う設計です。

この点は利点でもあり、難所でもあります。別コンソールが不要なので管理フローは増えにくい一方、既存の権限設計や共有ルールがそのまま外部協業の品質を左右します。とくに Google Chatの管理者設定 や Drive 側の共有ポリシーを曖昧にしたまま入れると、現場では便利でも管理側で詰まります。

確認項目見るべき内容先に決めないと起きやすい問題
管理者同意両側の管理者が導入と登録に合意できるか片側だけ準備して停滞する
ライセンスWorkspace プラン適合と NextPlane の別ライセンス技術検証後に予算で止まる
外部共有Drive と Teams の共有範囲、外部参加ルールファイルは送れても開けない、逆に広く開きすぎる
監査どこで会話、共有、設定変更を追うか事故時に説明責任を果たせない
運用責任誰が相手組織との接続、停止、棚卸しを持つか使い始めた後に放置される

どんな会社に向いているか

向いているのは、Google Workspace を主軸にしたいが、取引先やパートナー側に Teams 利用者が多い会社です。たとえば代理店販売、共同提案、グループ会社横断、外部保守パートナーとの日常連携のように、「自社だけではツールを統一できない」場面では相性が良いです。

逆に、全関係者を単一テナントや単一基盤へ統一できるなら、相互運用よりも基盤統一の方が運用は単純です。また、外部共有ポリシーが極めて厳しく、チャットよりメールとポータルで完結させる方針の組織では、機能面より統制面の負荷が上回る可能性があります。

  • Google Workspace が社内標準だが、顧客や代理店は Teams が多い
  • 複数の外部組織と継続的にやり取りする
  • メール中心だと会話の往復や引き継ぎが遅い
  • 別チャットをもう 1 つ増やすより既存基盤を活かしたい

営業や顧客対応の運用全体を見るなら、Google Chat 側の設計は Google Chat×営業連携、外部共有の資料運用は Google ChatでGoogle Drive資料を共有する運用ルール も合わせて見ると判断しやすくなります。

導入前に決める運用ルール

外部相互運用は、接続した瞬間から価値が出るものではありません。むしろ最初に決めるべきなのは、どの種類の会話を相互運用に乗せてよいか、どの資料共有を許可するか、正式記録をどこへ戻すかです。Chat や Teams の会話だけで商談の正式記録まで完結させると、後から誰も追えなくなることがあります。

実務では、相手との日常連絡は相互運用で回しつつ、案件の正式記録、契約条件、顧客台帳は CRM や Drive の正本へ戻す方が安定します。Google Workspace 企業なら、権限は Google Groups での権限設計、Chat 側は相談と通知、Drive 側は資料原本という分担に寄せると崩れにくくなります。

  1. 外部相互運用の対象業務を決める。日常連絡、共同提案、保守連携などを分ける。
  2. 外部相手と共有してよい会話、ファイル、会議起動の範囲を決める。
  3. 正式記録先を決める。商談履歴、顧客台帳、契約資料をチャットから分離する。
  4. 接続申請、棚卸し、停止フローの担当を決める。
  5. 相手側 Teams 管理者との責任分界を文書化する。

よくある質問

Google ChatとMicrosoft Teamsは直接つながりますか?

2026年5月28日に Google Workspace Updates で案内された外部相互運用では、NextPlane OpenHub を介して Google Chat と外部 Microsoft Teams テナントをつなげられます。1対1チャット、グループチャット、Spaces と Channels、ファイル共有、会議や通話の起動が対象です。

導入にエンドユーザー設定は必要ですか?

Google の告知では、エンドユーザー向け設定はありません。前提になるのは両側の管理者同意と、Workspace 側・Teams 側での登録と設定です。

追加費用はかかりますか?

Google Workspace Updates では、対象の Workspace プランが示される一方で、NextPlane の別ライセンスが必要と明記されています。したがって、技術可否だけでなく予算確認も初期段階で必要です。

どんな点がセキュリティ上の確認ポイントですか?

管理者同意、外部共有ポリシー、顧客管理 ID、監査ログ、相手組織との責任分界が主要論点です。便利そうだから現場に先行導入するのではなく、外部参加ルールと正式記録先まで含めて設計する必要があります。

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外部協業の運用設計を整理したい場合

Google Chat と Teams の相互運用は、機能導入だけで終わらず、外部共有、監査、正式記録先まで含めて設計すると定着しやすくなります。ファネルAiでは、Google Workspace を主軸にした外部協業と顧客対応の運用設計を支援しています。

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