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MAツール比較10選|BtoBの用途・体制・予算で選ぶ【2026年版】

10のMAツール候補を5つの比較軸で絞り込み、最終候補へ集約する構造の図

MAツール10製品を、対象業務、料金・無料枠、必要な運用体制、CRM連携、Google関連の接続で比較します。順位を付けるのではなく、自社の顧客基盤、リード数、運用人数、匿名訪問者への対応、イベント運用などから候補を絞ります。

MAツール選びでは、先に「顧客データの正本」「匿名リードを扱うか」「営業へ渡す条件」「運用責任者」「年間総費用」を決めます。Salesforceを正本にする会社、CRM一体で始める会社、匿名訪問者へ働きかけたい会社、展示会を多く行う会社では、適する製品が異なります。

MAツールを顧客基盤、対象チャネル、営業連携、運用体制、総費用で比較する図
MAツールは機能数や知名度ではなく、自社の顧客基盤、運用体制、営業への受け渡しに合うかで比較します。

本記事のポイント

  1. MAツールは、顧客基盤、対象チャネル、営業連携、運用人数、総費用の5軸で比較します。
  2. 価格は基本料だけでなく、コンタクト・配信・PV・ユーザー・連携・導入支援を含めて確認します。
  3. 無料枠やデモでは、フォーム登録から配信、判定、営業通知、CRM更新までを同じデータで試します。

MAツール比較の結論:5つの軸で選ぶ

  1. 顧客基盤:Salesforce、HubSpot、独自CRM、表計算など、顧客データの正本を決める
  2. 対象チャネル:メール、フォーム、Web、広告、イベント、ウェビナーの必要範囲を決める
  3. 営業連携:MQL条件、担当割り当て、通知、CRM更新、営業からの差し戻しを確認する
  4. 運用体制:コンテンツ、配信、データ、連携、分析を何人で保守できるかを決める
  5. 総費用:初期費用、基本料、コンタクト、配信、PV、ユーザー、オプション、支援を含める

MAの意味や主要機能を先に確認する場合はマーケティングオートメーション(MA)とは、比較表を作る要件はMAツールの機能要件一覧を参照してください。

MAツール10製品の比較表

以下は2026年7月11日に各社公式ページを確認した内容です。料金は税、契約期間、コンタクト数、利用量、追加機能で変わります。「運用体制の目安」は公式仕様ではなく、初期設計と継続運用の複雑さから本記事が整理した目安です。

製品用途の傾向公式料金・無料枠運用体制の目安CRM連携Google関連
HubSpot Marketing HubCRM一体でフォーム、メール、ワークフロー、キャンペーンを始める無料ツールあり。有料プランは公式料金でシート・コンタクト条件を確認1〜2人から開始し、拡張時は管理者を置くHubSpot CRMを同じ基盤で利用Gmail、カレンダー、広告等の連携範囲を確認
Salesforce Marketing Cloud Account EngagementSalesforceを正本にしたBtoBリード育成・評価・営業連携公式料金はGrowth+ 15万円/月から。年間契約、追加機能・利用量を確認CRM管理者を含む2〜3人以上を想定Salesforceとの連携を中心に設計広告・分析連携は対象機能と契約を確認
Adobe Marketo Engage複雑なBtoB育成、スコア、キャンペーン、ABMを専任Opsで運用4構成の公式料金ページから見積もり専任Opsを含む3人以上を想定CRM・外部ツール連携を要件別に確認広告・分析コネクターは個別仕様を確認
SATORI実名リードに加え、匿名訪問者へのWeb接点を重視公式料金は初期30万円・月額14.8万円、税別・年間契約。従量条件を確認1〜2人で用途を絞って開始連携対象と同期方法を個別確認Google関連は必要機能ごとに公式確認
BowNow小さく始め、アクセス解析、フォーム、メール、通知の型を作る無料プランを含む公式料金を確認1人から最小運用を開始外部連携と対象データを確認Google関連は連携一覧とプラン条件を確認
SHANON MAデジタル施策と展示会・セミナーを一つのリード履歴で管理公式料金はデジタル6万円、スタンダード12万円、エンタープライズ30万円/月。年間契約・追加料金を確認イベント担当を含む2人以上を想定SFA・外部サービス連携を要件別に確認Google関連は対象サービスと方式を確認
Oracle Eloqua Marketing Automation大規模BtoB、クロスチャネル、複数部門・地域での高度運用グローバル公式価格表は10,000 contactsでBasic 2,000米ドル/月から。日本契約は見積もり専任Ops・CRM管理を含む3人以上を想定Oracle Sales、Salesforce、Dynamics等の公式連携を確認Google Analytics向けUTM付与は可。データ同期とは分けて確認
Kairos3 Marketing国産MAとSFAをつなぎ、フォーム、メール、展示会・ウェビナーを運用公式料金はStandard 2万円/月から、Pro 15.5万円/月から。税別・初期費用別・最低12か月1〜2人から開始し、営業連携担当を置くKairos3 Sales、Salesforce、kintone等を確認MA本体のGoogle直接連携は要件ごとに確認
List FinderBtoBの初期導入で、アクセス解析、メール、フォーム、スコアを小さく試す公式料金はFree 0円、Light 4.5万円、Standard 6.9万円、Premium 9.2万円/月。非無料は初期10万円1人から最小運用を開始Salesforce個別連携、iPaaS経由連携等を確認Sheets・FormsはiPaaSや追加条件を含めて確認
Synergy!LEADSalesforce上でフォーム、メール、Webトラッキングを運用公式料金は初期0円、フォーム1.2万円、メール3万円、Webトラッキング1万円/月。税別・最低1年1〜2人+Salesforce管理者を想定Salesforce専用。対象Editionと別ライセンスを確認Google直接連携は公式仕様を個別確認

金額だけを横並びにすると、含まれるコンタクト数、メール数、PV、フォーム、ユーザー、サポートが異なるため誤解が生じます。必ず自社の利用量で年間総費用を見積もります。

用途別に候補を絞る

CRM一体で小さく始める

フォーム、メール、営業履歴、サポートまで同じ顧客基盤で始めたい場合はHubSpotが比較の基準になります。無料ツールの範囲だけで判断せず、必要なワークフロー、権限、マーケティングコンタクト、レポートがどのプランに含まれるかを確認します。

Salesforceを顧客データの正本にする

Salesforceがすでに営業の正本なら、Account EngagementとSynergy!LEADを、同期項目、運用画面、必要なSalesforce Edition、総費用で比較します。高度なキャンペーンや大規模運用まで含める場合はMarketo EngageやOracle Eloquaも候補になります。

匿名訪問者への働きかけを重視する

問い合わせ前の匿名訪問者を把握し、ポップアップやWeb接点を作りたい場合はSATORIを確認します。匿名段階で何が識別でき、同意と実名化後の履歴をどう統合するかを試します。

少人数でMAの型を作る

専任Opsがいない状態で、アクセス解析、フォーム、メール、通知から始める場合はBowNow、List Finder、Kairos3 Marketingを比較します。低価格でもコンテンツ作成、配信対象、営業対応の担当は必要です。

展示会・セミナーを多く運用する

オンライン施策だけでなく、展示会、セミナー、ウェビナーの申込・来場・フォローを一つの履歴で持つ場合はSHANON MAやKairos3 Marketingを確認します。名刺・申込・出席・アンケートの名寄せと営業通知まで試します。

複雑なグローバルBtoB運用を標準化する

複数部門・地域、細かな権限、複雑なスコア、クロスチャネルを専任組織で運用する場合はMarketo EngageやOracle Eloquaを検討します。機能の豊富さだけでなく、設計・保守・教育を担う体制を先に確保します。

BtoB・BtoCの分類だけで決めない

製品によってBtoB、BtoCの得意領域はありますが、会社区分だけでは選べません。同じBtoBでも、少数の重点アカウントを追う会社と、大量のリードへ継続配信する会社では必要機能が異なります。

  • 企業・アカウント単位で複数担当者をまとめる必要があるか
  • 匿名訪問者、実名リード、既存顧客のどこを主に扱うか
  • 営業が個別対応するのか、EC・店舗・アプリへつなぐのか
  • メール以外にLINE、SMS、Push、広告、イベントが必要か
  • 商談・受注結果をMAへ戻し、判定を改善できるか

BtoCで複数チャネルと大量データを扱う場合は、MAだけでなくCDP、メッセージ配信、同意管理の要件を別に整理します。

料金比較で確認する項目

費用項目確認する条件
初期費用環境構築、設定、移行、テンプレート、トレーニングが含まれるか
基本料最低契約期間、年払い、ユーザー、機能、サポートの範囲
コンタクト全件、配信対象、実名、匿名のどれが課金対象か
利用量メール数、PV、フォーム、API、ストレージ、AIクレジット
連携CRM、広告、ウェビナー、iPaaS、専用コネクターの追加費用
運用支援初期設計、コンテンツ、分析、月次改善を誰が担うか
契約終了データ出力、画像・テンプレート、履歴、移行支援の条件

無料枠だけで試す場合の限界と有料移行の条件は無料MAツール比較で確認できます。

比較から導入までを90日で見極める

  1. 1〜2週目:対象リード、正本、MQL条件、営業対応、KPIを決める
  2. 3〜4週目:候補を3製品以内に絞り、同じユースケースでデモを受ける
  3. 5〜8週目:少量の実データでフォーム、配信、分岐、通知、CRM同期を試す
  4. 9〜10週目:誤配信、重複、同期遅延、権限、停止・復旧を確認する
  5. 11〜12週目:年間総費用、運用工数、受け入れ率、安全性で判断する

試用では開封率だけでなく、フォーム完了、再訪、営業受け入れ、初動時間、商談化、対象外理由を見ます。導入後に定着しないパターンはMAツール導入の失敗事例で確認できます。

よくある質問

MAツール比較は何から始めますか?

顧客データの正本、最初に自動化する一業務、営業への受け渡し条件、運用責任者、年間予算を決めます。その後に候補を3製品以内へ絞ります。

中小企業は低価格のMAツールを選べばよいですか?

価格だけでは決められません。少人数で保守できること、既存CRMや表計算とつながること、営業が通知後に対応できることを優先します。高機能な製品より、最小シナリオを毎月改善できる製品が適します。

無料MAツールだけで本格運用できますか?

フォームや配信の検証には使えますが、コンタクト、配信、ワークフロー、権限、レポート、サポートに制限があります。本番要件を満たす有料プランまで含めて比較します。

MAツールの価格は月額だけ見ればよいですか?

月額だけでは不十分です。初期設定、コンタクトや配信の従量、CRM連携、イベント、ユーザー、運用支援、社内工数、契約期間を含む年間総費用で比較します。

公式情報の確認先

本記事では、各製品名と料金欄から公式製品・料金ページへリンクしています。価格、無料枠、トライアル、連携、AI機能は変更されるため、2026年7月11日以降の契約では最新ページと個別見積もりを確認してください。

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