イベントフォローをファネルAiで実施し活動記録をSalesforceに連携してみた|ファネルAiがやってみた
イベント申込みリードは、申込みがあった時点では温度感が高くても、イベント前後の連絡が遅れるとすぐに文脈が薄れます。参加予定者の一覧、架電対象、接続結果、次回アクション、Salesforceへの活動記録が別々に残ると、誰がどこまで追ったのかが分かりにくくなります。
今回は、イベント申込みリードをファネルAiで一覧化し、Zoom PhoneのクリックtoCallで架電し、最大3コールまでの結果をファネルAiに記録しました。さらに、通話結果、未接続理由、次回予定、担当者メモなどをファネルAiからSalesforceの活動履歴へ連携し、イベントフォローを営業活動として追える形にしました。
結論として、イベントフォローは「リード一覧を作る」だけでは足りません。ファネルAiで架電対象とコール回数を管理し、Zoom PhoneのクリックtoCallで行動を早め、ファネルAiの通話記録をSalesforceへ戻すと、イベント施策と営業フォローを同じ履歴で見直しやすくなります。
本記事のポイント
- イベント申込みリードは、ファネルAiで一覧化して架電対象、優先度、コール回数、次アクションをそろえると、フォロー漏れを減らしやすくなる。
- Zoom PhoneのクリックtoCallを使う場合でも、通話結果、未接続理由、次回予定、3コール到達の判定を残さないと、誰がどこまで追ったか分からなくなる。
- ファネルAiに残した通話記録をSalesforceへ活動履歴として連携すると、イベント施策と営業活動を同じ文脈で見直しやすくなる。
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このページで答える質問
- イベント申込みリードをファネルAiでどうフォローする?
- Zoom PhoneのクリックtoCallで架電記録をどう残す?
- 3コールまでのイベントフォローをどう管理する?
- ファネルAiの通話記録をSalesforceへどう連携する?
今回やってみたこと
対象にしたのは、イベント申込みフォームから入ってきたリードです。申込み時点で、氏名、会社名、メールアドレス、電話番号、役職、参加予定イベント、興味テーマ、流入元、同意情報が入っている前提にしました。このリードをファネルAiに取り込み、営業がそのままフォローできる一覧にします。
一覧では、架電対象かどうか、優先度、担当者、コール回数、最終接触日、次回アクション、Salesforce連携状態を見えるようにしました。イベント前の参加確認、イベント後のお礼連絡、商談化の打診など、タイミングによって話す内容が変わるため、単なる名簿ではなくフォロー用の作業リストとして扱います。
架電はZoom PhoneのクリックtoCallを使いました。ただし、Salesforceとの連携はZoom Phone経由ではなく、ファネルAiが持つ通話結果とフォロー状態をSalesforceへ連携する形です。ファネルAiのリード一覧から電話番号をクリックして発信し、通話後に結果をファネルAiへ残します。接続できた場合は会話内容と次アクションを、接続できなかった場合は不在、留守電、番号不備、再架電予定などを残します。
| 工程 | ファネルAiで見る項目 | Salesforceへ残す内容 |
|---|---|---|
| 申込みリード取り込み | 会社名、担当者、電話番号、イベント名 | キャンペーン参加、リードソース |
| 架電対象の整理 | 優先度、担当者、次回アクション | フォロー対象、担当者メモ |
| クリックtoCall | 発信日時、接続結果、コール回数 | 活動履歴、架電結果 |
| 3コール管理 | 1回目、2回目、3回目の結果 | 未接続理由、フォロー完了状態 |
| 商談化判断 | 会話メモ、興味テーマ、次回予定 | タスク、商談化前メモ |
イベント申込みリードをファネルAiで一覧化した理由
イベント申込みリードは、申込みフォーム、共催先、広告、営業紹介など、入力元が複数になりやすいです。Salesforceへ直接入れるだけでも保存はできますが、営業が架電するときに必要なのは、保存されたレコードではなく、今日追うべき順番と直近の文脈です。
ファネルAi側では、リードをイベント単位で絞り込み、参加予定者、欠席見込み、重要アカウント、既存顧客、未架電、再架電待ちに分けました。これにより、営業担当者はSalesforceで検索し直さなくても、フォロー対象を上から処理できます。
特に重要なのは、イベント名とフォロー目的を一緒に持つことです。同じ電話でも、開催前の参加確認、開催後のお礼、資料送付後のヒアリングでは会話の入り方が変わります。ファネルAiの一覧にイベント文脈を持たせることで、営業担当者が最初の一言を作りやすくなります。
Zoom PhoneのクリックtoCallで架電した流れ
架電は、ファネルAiの一覧から対象リードを開き、電話番号からZoom Phoneへつなぐ形にしました。クリックtoCallにすると、番号のコピー、電話アプリの起動、発信先の確認といった細かい手間が減ります。大量のイベントリードを追う場合、この小さな短縮が積み重なります。
ただし、クリックtoCallを入れただけでは運用は安定しません。通話後に結果をどこへ残すか、未接続時の扱いをどうするか、再架電予定を誰が見るかを決める必要があります。今回は、Zoom Phoneは発信手段として使い、通話結果はファネルAiに残し、そのうちSalesforceで営業履歴として必要な項目をファネルAiから連携する形にしました。
通話結果は、接続、未接続、留守電、番号不備、折り返し待ち、商談化候補、対象外に分けました。自由入力のメモだけにすると後から集計できないため、選択式の結果とメモを分けます。
| 架電結果 | ファネルAiでの扱い | 次アクション |
|---|---|---|
| 接続 | 会話メモ、興味テーマ、温度感を記録 | 資料送付、日程調整、商談化判断 |
| 未接続 | コール回数を加算 | 次回架電予定を設定 |
| 留守電 | 留守電済みとして記録 | メールまたは2回目架電 |
| 番号不備 | 要確認に変更 | メール確認、担当者確認 |
| 対象外 | フォロー対象から除外 | Salesforceへ理由を残す |
3コールまで完了させる設計
今回は、未接続のリードに対して3コールまで追うルールにしました。1回目で接続しない場合でも、時間帯や曜日を変えると接続できることがあります。一方で、何度も無制限に追うと営業工数が膨らむため、3コールを一区切りにします。
ファネルAiでは、各リードにコール回数、最終架電日、次回予定、3コール完了フラグを持たせました。1回目はイベント申込み直後、2回目は別時間帯、3回目はイベント前日またはイベント後のお礼連絡として設計します。3回目まで接続しない場合は、メールフォローやナーチャリングへ切り替えます。
3コール管理で大事なのは、「架電した事実」だけでなく「次に何をするか」を残すことです。未接続が続いているのか、留守電を残したのか、メールへ切り替えるのかが分からないと、担当者が変わった瞬間にフォローが止まります。
通話記録をSalesforceへどう連携したか
Salesforceへは、全ての細かい操作ログをそのまま送るのではなく、営業履歴として意味のある内容を連携しました。具体的には、架電日時、担当者、通話結果、コール回数、会話メモ、次回アクション、イベント名、キャンペーンとの紐づけです。
既存リードがある場合はリードの活動履歴へ、取引先責任者がある場合は取引先責任者の活動履歴へ残します。イベントキャンペーンをSalesforce側で管理している場合は、キャンペーンメンバーのステータスも更新します。たとえば、申込み済み、架電済み、接続済み、商談化候補、ナーチャリングへ移行といった状態です。
Salesforceに残す目的は、営業マネージャーがイベント施策の結果を見られるようにすることです。ファネルAiでフォローを進めても、Salesforce上に活動履歴が残らないと、商談化までの接点が分断されます。逆に、通話記録がSalesforceに残ると、イベント単位、担当者単位、リード状態単位で振り返りやすくなります。
| ファネルAiの記録 | Salesforceの反映先 | 使い道 |
|---|---|---|
| 通話結果 | 活動履歴 | 接続・未接続の把握 |
| コール回数 | 活動履歴、キャンペーンメンバー | 3コール完了の確認 |
| 会話メモ | 活動メモ、次回タスク | 次回接触時の文脈づくり |
| 興味テーマ | リード項目、キャンペーン反応 | セグメント配信や商談化判断 |
| 対象外理由 | ステータス、メモ | 無駄な再架電の防止 |
やってみて分かったこと
一番効果が大きかったのは、架電対象と履歴が同じ画面で見えることです。イベント申込みリードは件数が増えるほど、未架電、再架電、接続済み、対象外が混ざります。ファネルAiで状態を一覧化すると、営業担当者が次に触るべきリードを判断しやすくなります。
次に、3コールという上限を決めたことで、フォローの完了条件が明確になりました。未接続のまま残り続けるリードが減り、メールフォローやナーチャリングへ移す判断もしやすくなります。イベント後のリード対応では、追い続けることより、追うべき期間を決めることが重要です。
一方で、Salesforce連携では粒度を決める必要があります。通話のすべてを細かく残すと履歴が見づらくなりますが、結果だけを残すと次回フォローの文脈が消えます。営業履歴として必要な項目と、ファネルAi側で運用管理に使う項目を分けるのが現実的でした。
同じ運用を始める前のチェックリスト
- イベント申込みリードの取り込み元を決める
- ファネルAiで表示する一覧項目を決める
- 架電対象、優先度、担当者の割り当てルールを決める
- Zoom PhoneのクリックtoCallで発信できる電話番号形式を確認する
- 通話結果の選択肢を固定する
- 3コール完了後の扱いを決める
- Salesforceへ連携する活動履歴の項目を決める
- キャンペーンメンバーのステータス更新ルールを決める
よくある質問
イベント申込みリードは最初からSalesforceだけで管理すればよいですか?
保存だけならSalesforceで十分です。ただ、イベント直後の架電対象、コール回数、再架電予定、3コール完了を作業リストとして回すには、ファネルAi側で一覧化した方が動きやすい場合があります。
クリックtoCallを使えばフォローは自動化できますか?
クリックtoCallは発信の手間を減らす機能です。フォローを運用として回すには、架電結果、未接続理由、次回予定、Salesforceへの活動連携まで設計する必要があります。
3コールで接続できないリードはどう扱うべきですか?
3コール完了後は、メールフォロー、ナーチャリング、対象外、後日再接触のいずれかに切り替えます。未接続のまま営業リストに残し続けると、担当者の優先順位が曖昧になります。
Salesforceには通話録音まで連携すべきですか?
まずは活動履歴として、架電日時、担当者、通話結果、会話メモ、次回アクションを残す方が実務に使いやすいです。録音の扱いは、社内規程、同意、保存期間、閲覧権限を確認したうえで別途設計します。
イベント前とイベント後でフォロー内容は変えるべきですか?
変えた方が自然です。イベント前は参加確認や関心テーマの把握、イベント後は参加内容に沿ったお礼、資料送付、商談化の打診が中心になります。ファネルAiの一覧でもフォロー目的を分けると運用しやすくなります。
関連ページと関連記事
イベントフォローとSalesforce連携を設計する場合は、次の記事もあわせて確認すると、リード獲得から営業履歴までの流れを整理しやすくなります。
- ファネルAiのフォームや日程調整機能で入力されたリード情報をSalesforceに連携してみた:入力リードをSalesforceへ登録・更新する考え方を確認できます。
- Salesforceから連携した顧客データを使ってメールマーケティングをファネルAiでやってみた:未接続リードをナーチャリングへ回す設計とつながります。
- Claude Codeで展示会リード整理と初回フォローを半自動化する方法:イベント後のリード整理や担当割り当ての考え方を確認できます。
- BtoBカンファレンスのKPI設計:イベント施策を商談化まで見るための指標設計に役立ちます。
イベントフォローとSalesforce連携を整えたい場合
イベント申込みリード、架電対象、3コール管理、通話記録、Salesforce活動履歴を一連の流れとして設計すると、イベント後のフォロー漏れを減らしやすくなります。現在のイベント申込みフォームやSalesforce運用を前提に、リード一覧、架電結果、活動連携まで整理できます。