【2026年最新】BtoB営業代行・支援会社おすすめ20社を徹底比較!失敗しない選び方から費用相場まで完全ガイド
1. 営業代行会社は「報酬形態」「得意フェーズ」「得意業界」の3軸で選ぶのが鉄則。**自社の課題がどこにあるかを明確にしないまま依頼すると、ほぼ確実にミスマッチが起きます。
2. 費用相場は固定報酬型で月額50万〜100万円、成果報酬型でアポ1件あたり1.5万〜3万円が目安。**ただし、商材の難易度やターゲット企業の規模によって大きく変動します。
3. 「丸投げ」は最大の失敗原因。**週1回の定例MTGで情報共有を欠かさず、トークスクリプトやターゲットリストを一緒にブラッシュアップしていく姿勢が成果を左右します。
「商談に行ける数が全然足りない」「新規開拓をやりたいけど、社内に経験者がいない」「採用を出しても優秀な営業マンが来てくれない」——。こうした悩みを抱えるBtoB企業の経営者や営業責任者の方は、決して少なくないのではないでしょうか。
私自身、過去に事業会社でマーケティングと営業の両方を見ていた時期がありました。当時は「自分たちで全部やるのが当然」と思い込んでいたのですが、ある時期からリード獲得が頭打ちになり、チームの疲弊も目立つようになってきました。そこで思い切って営業代行会社に一部の業務を委託したところ、想像以上に状況が好転した経験があります。
もちろん、営業代行は「魔法の杖」ではありません。会社選びを間違えれば費用対効果が合わないどころか、自社のブランドイメージを傷つけるリスクすらあります。だからこそ、「自社の課題は何か」「どのような支援が必要か」を整理したうえで、適切なパートナーを選ぶことが極めて重要なのです。
本記事では、2026年現在の最新情報をもとに、BtoB営業代行・支援会社を20社厳選してご紹介します。費用相場から選び方のポイント、さらには私自身の経験に基づく「依頼する際の注意点」まで、できるだけ実践的な内容をお伝えしていきます。
営業代行会社を選ぶ前に整理すべき「3つの比較軸」
いきなり「おすすめ20社」を並べても、正直なところ選びようがないと思います。まずは自社の状況を客観的に把握し、どのような営業代行が必要なのかを明確にするところから始めましょう。
報酬形態で選ぶ:固定報酬型と成果報酬型、それぞれの特性
営業代行の料金体系は、大きく分けて「固定報酬型」と「成果報酬型」の2種類があります。どちらが優れているというものではなく、自社の状況やフェーズによって最適な選択肢が異なります。
固定報酬型は、毎月一定の金額(目安として月額50万〜100万円程度)を支払う形式です。この形態のメリットは、活動量がきちんと担保されること。週に何件架電するか、何件の商談を設定するかといった約束事が明確になるため、計画的な営業活動が可能になります。また、戦略立案からPDCAサイクルの改善まで、手厚いサポートが受けられるケースが多いのも特徴です。一方で、成果が出なくても費用が発生するため、商材の市場適合性(PMF)がまだ見えていない段階では、リスクが高くなる側面もあります。
成果報酬型は、「アポイント1件につき○○円」「成約につき売上の○○%」といった形で費用が発生する形式です。2026年現在の相場としては、アポイント1件あたり1.5万〜3万円、成約1件あたりであれば売上の30〜50%程度が一般的とされています。初期リスクを抑えられるのが最大のメリットですが、注意すべき点もあります。代行会社側としては「とにかくアポを取れば報酬になる」というインセンティブが働くため、質の低いアポイントが量産されがちです。「とりあえず話を聞いてくれる人」を連れてきても、それが受注につながらなければ意味がありません。成果報酬型を選ぶ場合は、「どのような条件を満たしたものを成果とカウントするか」を事前に細かく定義しておくことが不可欠です。
得意なフェーズで選ぶ:リード獲得からクロージングまで
営業プロセスは、大きく「リード獲得」「ナーチャリング(育成)」「商談・クロージング」の3つのフェーズに分けられます。自社が今、どのフェーズで課題を抱えているのかによって、依頼すべき代行会社のタイプは変わってきます。
リード獲得フェーズの支援を得意とする会社は、テレアポや問い合わせフォームへの送信、手紙営業などを通じて、見込み客との最初の接点を作ることに特化しています。「アポが全然取れない」「新規開拓の人手が足りない」という課題には、このタイプの会社が適しています。
ナーチャリング(インサイドセールス)を得意とする会社は、獲得したリードに対して継続的にフォローを行い、購買意欲が高まったタイミングで商談を設定する役割を担います。SaaSやITツールのように検討期間が長い商材の場合、このフェーズの支援が特に重要になってきます。
フィールドセールス(商談・クロージング)を代行する会社は、実際の商談から受注までを担います。高度なセールススキルが求められるため、固定報酬型やプロフェッショナル人材の派遣という形態が多く、費用も比較的高額になる傾向があります。
得意業界で選ぶ:汎用型か特化型か
最後に確認すべきなのが、代行会社の「得意業界」です。自社の商材が専門的な知識を必要とするものであれば、その業界に精通した会社を選ぶことで、立ち上がりのスピードが格段に速くなります。
IT・SaaS業界に特化した会社は、サブスクリプションモデル特有の営業手法や、「The Model」型の組織構築に関する知見を豊富に持っています。製造業や医療業界に特化した会社は、専門用語や業界慣習を熟知しているため、顧客との会話がスムーズに進みます。一方で、幅広い業界に対応できる総合型の会社は、大量のリソースを投下できる強みがあり、大規模なプロジェクトや新市場への参入時に力を発揮します。
営業代行の費用相場を正しく理解する
費用感を把握しておくことは、予算策定だけでなく、代行会社との交渉においても重要です。以下に、2026年現在の費用相場を料金体系別にまとめました。
| 料金体系 | 費用相場 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 固定報酬型 | 月額50万〜100万円程度(1名あたり) | 営業戦略から構築したい、活動量を担保したい場合 |
| 成果報酬型(アポ獲得) | 1件あたり1.5万〜3万円 | 初期リスクを抑えたい、まずは小さく試したい場合 |
| 成果報酬型(成約) | 売上の30〜50%、または1件5万〜20万円 | 商談・クロージングまで依頼したい場合 |
| 複合型(固定+成果) | 固定25万〜60万円+成果報酬 | バランスを取りたい、代行会社にも成果へのコミットを求めたい場合 |
ここで注意しておきたいのは、商材の難易度やターゲット企業の規模によって、これらの金額は大きく変動するという点です。たとえば、中小企業向けの比較的安価なSaaSツールと、大手企業の役員クラスに提案するコンサルティングサービスでは、アポイントを1件獲得する難易度が全く異なります。複数の会社から見積もりを取り、自社の商材に対してどのような料金設定になるのかを確認することをおすすめします。
おすすめBtoB営業代行・支援会社20社を4つのカテゴリーで比較
それでは、具体的におすすめの20社をご紹介していきます。特徴ごとに4つのカテゴリーに分類しましたので、自社の課題やニーズに合わせて参照してください。
| カテゴリー | 企業例 | キーワード・特徴 |
|---|---|---|
| 総合・大手型 | セレブリックス、リクルート、パーソルP&T、ウィルオブ・ワーク、パソナ | 戦略から実行まで包括支援、豊富なリソース、固定報酬型中心 |
| 成果報酬型 | アイドマ・HD、アズ、ディグロス、グランドセントラル、エグゼクティブ | アポ獲得特化、初期費用抑制、スピード重視 |
| SaaS・IT特化型 | スマートキャンプ、ギグセールス、才流、R-Square、コムレイズ・インキュベート | インサイドセールス構築、SaaSの知見、マーケティング連動 |
| ユニーク・手法特化型 | イメジン、Future Search、カクトク、セールスロボティクス、日本営業代行 | 手紙・フォーム営業、プラットフォーム活用、データドリブン |
総合・大手型:実績と安心感で選ぶなら
「初めて営業代行を利用するので、できるだけ実績のある会社に頼みたい」「戦略部分から相談に乗ってほしい」という企業には、総合型・大手型の会社が適しています。
株式会社セレブリックス
博報堂プロダクツ傘下にあり、営業代行業界では最大手と言える存在です。1,200社以上の支援実績を持ち、その経験から導き出された「顧客開拓メソッド」が最大の強み。単に人を派遣するのではなく、営業プロセス全体を設計し、誰がやっても成果が出る「仕組み」を構築してくれます。料金は固定報酬型で、費用感としては比較的高めですが、戦略から実行まで一気通貫で任せたい中堅〜大手企業には非常に適しています。
株式会社リクルート(営業支援サービス)
人材・販促領域で圧倒的なプレゼンスを持つリクルートグループが提供する営業支援サービス。最大の強みは、グループの採用力を活かして、質の高い営業人材を迅速に確保・配置できる点です。短期間で数十名規模のチームを組成することも可能なため、新商品のローンチや大規模なキャンペーンなど、スピードと量が求められるプロジェクトに向いています。
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
パーソルグループの強みを活かしたセールスBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が得意な会社です。営業活動の実務だけでなく、業務プロセスの可視化やSFA(営業支援ツール)の導入支援なども同時に行ってくれるため、営業組織のDXを進めたい企業に適しています。属人的な営業から脱却し、組織として再現性のある営業体制を構築したい場合に検討すべき選択肢です。
株式会社ウィルオブ・ワーク
人材派遣業界での豊富な実績を持つウィルオブ・グループの営業支援部門。営業職に特化した人材育成ノウハウを持っており、派遣されたスタッフが即戦力として現場で活躍します。IT、通信、金融など幅広い業界に対応可能で、「とにかく現場で一緒に動いてくれる人員が欲しい」という企業のニーズに応えてくれます。
株式会社パソナ
人材サービス大手のパソナが提供する営業アウトソーシング。インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで幅広く対応しています。官公庁や自治体案件の実績も多く、コンプライアンスやセキュリティ体制が非常にしっかりしている点が特徴。信頼性を重視する企業や、公共案件を取り扱う企業には特におすすめです。
成果報酬型:初期リスクを抑えてアポを獲得したいなら
「まずはリードとの接点を増やしたい」「固定費をかけるのは怖いので、成果が出た分だけ払いたい」という企業には、成果報酬型の会社が選択肢に入ります。
株式会社アイドマ・ホールディングス
「Sales Platform」というサービス名で、営業リスト作成ツール、メール配信システム、専属スタッフをセットで提供しています。純粋な成果報酬ではなく、システム利用料と稼働費のパッケージ型ですが、比較的低コストで大量のアプローチが可能。上場企業としての信頼感もあり、「まずはボリュームを出してみたい」というフェーズの企業に適しています。
アズ株式会社
テレアポ代行の老舗で、数千社の支援実績があります。学生インターンではなく、経験豊富なプロのアポインターが稼働するのが特徴。成果報酬型を基本としつつ、条件によっては固定報酬との併用も可能です。アポイント獲得に特化しており、「とにかく新規のアポ数を増やしたい」というシンプルなニーズに応えてくれます。
株式会社ディグロス
「成果報酬型だと質の悪いアポばかりになるのでは?」という懸念を払拭してくれる会社です。アポイントの確度(興味関心度、決裁権の有無など)を事前に細かく定義し、条件を満たさないアポは課金対象外とするなど、「質」へのこだわりが特徴的。フィードバックの細かさにも定評があり、「無駄な商談をしたくない」という企業に向いています。
株式会社グランドセントラル
役員陣がキーエンス出身者で構成されており、論理的な戦略構築と高い営業スキルが強み。単なるテレアポ代行ではなく、営業戦略の策定から入り込み、成果にコミットするスタイル。成果報酬プランを用意しているケースもありますが、実質的にはコンサルティングに近い高品質なサービスです。トップセールスのノウハウを自社に取り込みたい企業に最適です。
株式会社エグゼクティブ
法人営業に特化し、特にWeb商談のアポイント獲得やインサイドセールス領域での成果報酬型支援を行っています。1,000社以上の実績を持ち、独自のデータベースを活用したターゲット選定が可能。オンライン商談が主流となった現在、この領域に強い代行会社は需要が高まっています。
SaaS・IT特化型:テック系商材ならここ
IT・SaaS商材は、専門用語が多く、プロダクトの理解に時間がかかるという特性があります。この領域に特化した代行会社は、インサイドセールスの構築やカスタマーサクセスとの連携など、SaaSビジネス特有の営業プロセスに精通しています。
スマートキャンプ株式会社(BALES)
SaaS比較サイト「BOXIL」を運営するスマートキャンプが提供するインサイドセールス代行サービス。SaaS業界では圧倒的な知名度を誇り、インサイドセールスの立ち上げから運用までを一気通貫で支援します。北海道や福岡に拠点を持つ質の高いオペレーターが、ITツールの複雑な説明も的確に行ってくれます。固定報酬型で、SaaS企業やインサイドセールスの内製化を目指す企業に特におすすめです。
ギグセールス株式会社
ハイスキルなプロ営業フリーランスをネットワークし、企業の営業部隊として構築・運用するサービス。テレアポだけでなく、実際のオンライン商談からクロージングまで対応可能です。テック系スタートアップの利用実績が多く、「即戦力のハイスキルな営業マンが必要だが、正社員で採用するのは難しい」という企業のニーズに応えてくれます。
株式会社才流(サイル)
こちらは実働部隊の「代行」というよりは、営業・マーケティングの「勝ちパターン」を作るコンサルティング会社です。特にBtoBマーケティングやインサイドセールスの戦略設計において、業界トップクラスの知見を持っています。「売れる仕組みがまだ確立できていない」というスタートアップやIT企業が、戦略構築から相談したい場合に最適なパートナーです。
株式会社R-Square(アールスクエア)
営業代行だけでなく、営業組織の育成(セールスイネーブルメント)に特化したサービスを提供。SaaS企業を中心にインサイドセールスの実働支援も行っています。「外部に依頼しつつも、将来的には自社で強い営業組織を作りたい」という企業にとって、ノウハウ移転まで見据えた支援が受けられる点が魅力です。
コムレイズ・インキュベート
セールスだけでなく、カスタマーサクセスの支援にも強いのが特徴。SaaSビジネスでは「売った後」の継続率やアップセルがLTV(顧客生涯価値)を大きく左右します。解約率(チャーンレート)の改善やアップセル施策まで視野に入れた営業支援を求めるSaaS企業に適しています。
ユニーク・手法特化型:差別化されたアプローチで攻めるなら
テレアポだけが営業手法ではありません。特定のターゲットに刺さる独自のアプローチや、プラットフォーム型のサービスを活用したい場合は、以下の会社も検討してみてください。
株式会社イメジン(手紙営業)
テレアポでは突破しにくい「受付」をパスして、社長や役員に直接メッセージを届ける「手紙営業」を代行する会社です。手書き風のフォントや封筒へのこだわりなど、開封率を高めるノウハウを持っています。大手企業の決裁者にアプローチしたい場合、従来のテレアポとは異なるチャネルとして検討する価値があります。
Future Search(株式会社未来検索)
企業のHPにある「問い合わせフォーム」からの営業メール送信を代行およびツール提供しています。テレアポよりも安価に、かつ大量にアプローチできるため、サービスの認知拡大フェーズに適しています。コストを極限まで抑えて広くリーチしたい場合の選択肢です。
カクトク株式会社
企業と営業代行会社(または個人エージェント)をマッチングさせるプラットフォーム。自社の商材や条件を登録すると、複数の代行会社から提案が届きます。比較検討が容易で、大手にはないユニークな強みを持つ小規模な代行会社とも出会える可能性があります。「どの代行会社が良いかわからない」という場合に、まず利用してみる価値があるサービスです。
株式会社セールスロボティクス
テクノロジーと人を融合させたインサイドセールス支援を行っています。独自のシステムでコールの結果を分析し、データに基づいた改善を実施。1,000社以上のデータを基にした会話の解析などが強みで、データドリブンな営業活動を志向する企業に向いています。
日本営業代行株式会社
社名の通り、日本全国にネットワークを持つ老舗の営業代行会社。地域密着型の営業や、特定の地方への販路開拓を考えている場合に強みを発揮します。首都圏以外のエリアに本腰を入れて営業展開したい企業にとって、心強いパートナーになるでしょう。
筆者の視点:営業代行を「使いこなす」ための心構え
ここまで20社をご紹介してきましたが、正直なところ「どの会社を選ぶか」よりも「どう使いこなすか」の方が重要だと私は考えています。
私自身の経験を少しお話しすると、初めて営業代行を利用した際、最初の3ヶ月は全くと言っていいほど成果が出ませんでした。「プロに任せたのになぜ?」と不満を感じましたが、振り返ってみると、原因は明らかに自社側にありました。ターゲットリストの精度が甘く、トークスクリプトも「とりあえずこれで」と渡しただけ。週次の定例ミーティングも「報告を聞くだけ」で終わっていました。
転機は、代行会社の担当者から「断られた理由を全部教えてください」と言われたことでした。そこで初めて、「なぜ断られているのか」という定性情報の重要性に気づきました。お客様が何を懸念しているのか、競合と比較してどこが弱いのか、そうしたリアルな声を丁寧に拾い上げ、トークスクリプトやターゲットリストを毎週のように修正していきました。
4ヶ月目からは目に見えて成果が出始め、最終的には当初の目標を大きく上回る結果を残すことができました。この経験から学んだのは、「営業代行は外注先ではなく、パートナーとして一緒に走る存在だ」ということです。
もう一つ、大事だと感じているのは「内製化の視点」です。営業代行はあくまで外部リソースであり、永遠に使い続けるとコストがかさみます。代行会社と契約する際には、トークスクリプトの著作権がどちらにあるか、商談の録音データや架電ログを共有してもらえるか、成功パターンのレポートを提供してもらえるかといった点を確認し、将来的に自社メンバーで再現できる形で知見を蓄積していくことが、賢い使い方だと思います。
営業代行を依頼する際の注意点と失敗しないコツ
最後に、契約前に必ず確認すべきポイントを整理しておきます。ここを押さえておくだけで、「こんなはずじゃなかった」というトラブルを大幅に減らせるはずです。
「丸投げ」が最大の失敗原因
繰り返しになりますが、「お金を払ったんだから、あとはよろしく」というスタンスでは、9割方うまくいきません。営業代行会社は営業のプロではありますが、あなたの商材のプロではありません。週に1回は定例ミーティングを行い、お客様からの断り文句や商談の感触といった「定性情報」を細かく共有してもらいましょう。そこから改善のヒントが見つかります。
KPIとKGIのすり合わせを怠らない
単に「アポ数(KPI)」だけを追いかけると、代行会社は「会ってくれるだけの人」を連れてくるようになります。重要なのは、最終的な「受注(KGI)」につながる商談かどうかです。契約前に、「決裁権を持つ人とのアポのみをカウントする」「BANT条件(予算・決裁権・ニーズ・時期)がヒアリングできているもののみ成果とする」など、アポイントの「定義」を明確に握っておくことが重要です。
情報漏洩やブランド棄損のリスクを意識する
営業代行会社には、自社の顧客リストや商品情報、価格体系といった機密情報を共有することになります。契約書にNDA(秘密保持契約)の条項がきちんと含まれているか、情報管理体制はどうなっているかを確認しておきましょう。また、代行会社のスタッフは「御社の名前」で電話をかけます。万が一、強引なアプローチで顧客からクレームが入れば、御社のブランドイメージが傷つきます。契約前に、どのようなトーン・マナーで営業活動を行うかをすり合わせておくことも大切です。
よくある質問(FAQ)
営業代行の初期費用はどのくらいかかる?
会社によって異なりますが、固定報酬型の場合は初期費用として10万〜30万円程度を設定しているケースが多いです。成果報酬型では初期費用ゼロを謳う会社もありますが、その分、成果単価が高めに設定されていることもあります。見積もり時に総額でのシミュレーションを依頼し、比較検討することをおすすめします。
契約期間の縛りはある?
一般的には3ヶ月〜6ヶ月の最低契約期間を設けている会社が多いです。これは、営業代行が成果を出すまでに一定の立ち上げ期間が必要なためです。ただし、成果報酬型の場合は1ヶ月単位で契約できるケースもあります。自社の状況に合わせて、契約期間の条件も確認しておきましょう。
商材が複雑・専門的でも対応してもらえる?
会社によります。IT・SaaS特化型の会社であれば、複雑なソフトウェアの説明も得意としていますし、医療や製造業に特化した会社であれば、専門用語や業界慣習を理解したうえでアプローチしてくれます。一方で、汎用的なテレアポ会社の場合、商材理解に時間がかかるか、そもそも対応が難しい場合もあります。自社の商材の特性を伝えたうえで、対応可能かどうかを事前に確認しましょう。
成果報酬型で「質の悪いアポ」ばかりになるのを防ぐには?
契約前に、アポイントの「定義」を細かく設定することが最も重要です。たとえば、「30分以上の商談時間が確保されていること」「年商○億円以上の企業であること」「決裁権を持つ担当者であること」など、条件を明確にしておきます。また、「条件を満たさないアポは課金対象外とする」という条項を契約に盛り込むことで、代行会社側にも質へのインセンティブを働かせることができます。
営業代行を使いながら内製化も進めたい場合は?
営業代行会社の中には、ノウハウ移転や自社メンバーへのトレーニングをサービスに含めている会社もあります。契約時に、トークスクリプトの著作権、架電ログや商談録音の共有可否、成功パターンのレポート提供について確認しておきましょう。また、代行会社のスタッフと自社メンバーが一緒に稼働する「ハイブリッド型」の体制を組むことで、日常的にノウハウを吸収していくことも可能です。
まとめ:自社の課題を見極め、最適なパートナーを選ぼう
BtoB営業代行・支援会社を20社ご紹介してきました。改めて強調したいのは、「どの会社が一番良い」という絶対的な正解は存在しないということです。大事なのは、自社の課題がどこにあるのかを正確に把握し、それを解決できる強みを持ったパートナーを選ぶことです。
もし「戦略がなく、どう売ればいいかわからない」という状態であれば、セレブリックスや才流のような総合・コンサル型の会社が適しています。「やり方はわかっているが、電話をかける人手が足りない」のであれば、アズやディグロスのような成果報酬・テレアポ型の会社が選択肢になるでしょう。「SaaS商材で、リードをじっくり育成したい」という場合は、スマートキャンプやギグセールスのようなSaaS特化型の会社を検討してみてください。
まずは気になった3社程度に問い合わせをし、見積もりだけでなく「どのような戦略でアプローチするのか」という提案を受けてみることをおすすめします。その提案の具体性や、御社の課題への理解度こそが、その会社の信頼度を測る一番の指標になります。
2026年、御社の営業目標達成に向けて、最適なパートナーと出会えることを願っています。